しゅしゅ。の日常

しゅしゅ。と言います!20代男の愚痴、日常、商品、興味がある事を楽しく紹介していけたらなと思います🙋‍♂️🙋‍♂️

【呪術廻戦】めちゃくちゃハマってるから紹介

 

 

どーもしゅしゅ。です🙋‍♂️🙋‍♂️

今日は今僕めちゃくちゃハマってるマンガ紹介したいと思います!!

 

それは何かと言うと・・・

 

【呪術廻戦】です。

もうめちゃくちゃ面白いのでぜひ見てください!!

少しネタバレあるので注意です!

ではでは、早速紹介していきまーす♪(´ε` )

 

☆あらすじ☆

 

主人公の名前は虎杖悠二(いたどりゆうじ)
両親は不明で、じいちゃんと二人、宮城県で暮らしていた。

f:id:ShuShu:20200516065431p:image

1巻の表紙が虎杖悠二(いたどりゆうじ)である。

 

虎杖は異常に身体能力は高いが、病気で入院しているおじいちゃんのお見舞いに行かなければならないため運動部には入らず「オカルト研究会」で毎日を過ごしていた。


ある日、じいちゃんは虎杖にこう言い残して息を引き取った。

「オマエは強いから、人を助けろ」

「手の届く範囲でいい。救える奴は救っとけ」

「迷っても感謝されなくても、とにかく助けてやれ」

「オマエは大勢に囲まれて死ね 俺みたいにはなるなよ」

じいちゃんの遺言だった。

この遺言は呪いのように、虎杖の胸にのように刺さって残ることになる。


虎杖が通っていた高校には「特急呪物」が封印されていた。
両面宿儺という史上最悪の「呪い」を封じ込めたものだ。

「呪い」というとわかりづらいかもしれないが、人間の負の感情が集まって出来上がった妖怪のようなものだと思ってもらえればいい。
そんな呪いの中でも最強最悪の「呪いの王」と言われていたのが両面宿儺であった。

f:id:ShuShu:20200516065740p:image

『呪術廻戦』2巻より

 

 

両面宿儺は強すぎるため、20本の指に分割して封印されていた。

そのうちの一本が虎杖が通う高校に保管されていたのだが、あまりにも時間が経ちすぎて封印が弱まっており、たまたま指を見つけたオカルト研究会の先輩がそれを開けてしまった。

f:id:ShuShu:20200516070046p:image

『呪術廻戦』1巻より

 

両面宿儺はあまりにも強力であるため、指一本の封印が解けるだけで大量の「呪い」を引き寄せてしまう。

引き寄せられた「呪い」を祓うために、呪術高専と呼ばれる呪術を学ぶ専門学校から派遣された伏黒恵が闘うも、途中虎杖を庇って大ピンチに陥ってしまった。

f:id:ShuShu:20200516070300p:image

『呪術廻戦』1巻より

 

虎杖は持ち前の馬鹿力で呪いと闘い伏黒を助けようとするものの、「呪いの力」を持たない虎杖の攻撃ではダメージを与えられない。

虎杖に呪力はない。伏黒にも力は残されていない。
絶体絶命のピンチの中で虎杖は

両面宿儺の指を食べて、呪力を得る

道を選んだ。

普通の人間なら死ぬ。

両面宿儺の呪いを取り込んで耐えられるような人間はこれまでいなかった。

しかし虎杖は両面宿儺を取り込み、なおかつ制御できた。
1000年生まれてこなかった逸材だった。


しかしながら、呪いを祓うために活動している呪術界にとって、虎杖は両刃の剣である。

虎杖は両面宿儺を取り込める逸材であると同時に、厄災でもあるからだ。

虎杖が暴走したら、世界に大きな被害が出てしまう。
保守的な呪術界の老人たちは、今すぐ虎杖を殺してしまいたいと思っていた。

虎杖を殺せば、中の両面宿儺も一緒に死ぬからだ。

虎杖がすぐに死刑を免れる方法は2つしかない。

「今すぐ死ぬか、全ての宿儺を見つけ出し、取り込んでから死ぬか」

f:id:ShuShu:20200516070422p:image

『呪術廻戦』1巻より

 

作者の芥見下々(あくたみげげ)先生は、

「最終回はどのようにするかはもう決まっている」とコミックスのおまけページで語っていた。

 

全ての両面宿儺を取り込んだ後、虎杖がどうなるのかはもう作者の中では決まっているのだろう。「オマエは強いから人を助けろ」

じいちゃんの遺言が虎杖の頭に響いた。


「宿儺が全部消えれば、呪いに殺される人も少しは減るかな」虎杖は静かに決意した。

「宿儺は全部喰ってやる。後は知らん」とにかく人を助ける道を選んだ虎杖は、呪いを祓う呪術を学ぶため、東京都立呪術高等専門学校に転入した。

 

転入の際、虎杖が吐いたセリフが良い。「宿儺を喰う それは俺にしかできないんだって」

「死刑から逃げられたとして この使命からも逃げたらさ」

「飯食って 風呂入って 漫画読んで ふと気持ちが途切れた時 あぁ今、宿儺のせいで人が死んでるかもなって凹んで、俺には関係ねぇ 俺のせいじゃねぇって自分に言い聞かせるのか? そんなのゴメンだね」

 

「自分が死ぬ時のことは分からんけど 生き様で後悔はしたくない」


虎杖の呪術師としての活動が始まった。

 

【敵と味方のパワーバランスが良い】

 

『呪術廻戦』は敵キャラが固定されている。
フリーザを倒したらセルが登場し、セルを倒したら魔人ブウが出てくるみたいな、次々と強い敵が現れるタイプの漫画ではない。

 

「呪いこそが本物の”人間”なのだ」と吹聴し、人間を消し去って「呪いの世の中」を作ろうと企む連中がいる。

f:id:ShuShu:20200516070936p:image

『呪術廻戦』2巻より

 

しかし呪いの世を作るためには大きな障壁がある。

 

五条悟。

 

虎杖が通う呪術高専の先生で、現役最強の呪術師だ。

普通、大魔王バーン的な最強のキャラクターは敵側にいるものだが、『呪術廻戦』の最強のカードは今の所、味方側にある。

最強の呪術師、五条悟はトランプでいうジョーカーのようなもので、出てきたらゲームが終わってしまうような圧倒的な力を持つ。

f:id:ShuShu:20200516071152p:image

『呪術廻戦』52話 五条悟のメドローア

 

五条悟は強すぎて倒せない。
なので倒すのではなく「封印」するために呪いと「呪詛師」が手を組み、知恵を絞り、罠を仕掛けようとしているのだ。

呪いの世の中を作るためには、

最強の呪術師・五条悟を封印し
虎杖悠二の中にいる両面宿儺を味方に引き入れる必要がある。

 

そのために敵は色々と作戦を練り、準備をして、罠を仕掛け、コマを一つずつ進めるように計画を進めている。

このような「バトル外での駆け引き」も呪術廻戦の魅力の一つだろう。

キャラクターそれぞれに思惑があり、目的がある。

呪いにも呪術師にも目的がある。

目的を果たすために協力し、お互いに「敵」を倒そうとしているのだ。

 

『呪術廻戦』は今、最高の盛り上がりに到達しつつある。

乗るしかない、このビッグウェーブに。

 

【生き様】とは何だろう?
主人公の虎杖悠二(いたどりゆうじ)は、”理想の主人公像”ではない。

 

常に滾るような野心を燃やしているわけでもなければ、自らの夢を語るわけでもない。ひょんなことから”呪いの王”を体内に取り入れてしまい、成り行きで”呪術高専”にやって来ただけの青年だった。

 そんな彼に学長の夜蛾正道(やがまさみち)は尋ねる。

「呪術を学び、その先に何を求める?」と。

 

散々痛めつけられた上での悠二の回答は「自分が死ぬときのことはわからんけど、生き様で後悔はしたくない」というものだった。

 

海賊王になるわけでもない。ましてや火影になるわけでもない。それでも、まだ何も成していない彼の言葉には、妙な説得力があった。

 

【自分なりの生き様をもつ仲間】
一方で、そんな彼の周りにいる同級生は自分なりの”信念”を掲げて生きているように見えた。

例えば伏黒恵(ふしぐろめぐみ)。彼が悠二の魂を乗っ取った”両面宿儺(りょうめんすくな)”と対峙したとき、悠二を取り戻すために「俺はヒーローじゃない」「呪術師なんだ」という言葉を吐いた。

 

呪術とは「少しでも多くの善人が、平等を享受するための”報い”のひとつ」でしかない。そのため救える善人の数は限られ、また救いたいという想いですら呪術師の裁量に委ねられる。つまり、その中で発した伏黒の台詞は呪術の”報い”に反した、なんとも”わがまま”なものでしかなかった。

 

しかしそれは「不平等な現実のみが、平等に与えられている」という前提を元に、呪術師の”業”を背負いながら掲げた、伏黒の信念に他ならない。

 

もう一人の同級生、釘崎野薔薇(くぎさきのばら)。彼女は超がつくほどのド田舎出身で、「田舎が嫌で東京に住みたかったから」という理由だけで呪術師の道を選んだ少女だ。

だが呪術師は常に死と隣りあわせの職業であるため、悠二は「そんな理由で命懸けれんの?」という疑問を抱く。しかし彼女はこれを「懸けられるわ」「私が私である為だもの」と一蹴する。

 

つまり彼女にとって「生きるか死ぬか」は問題ではなく「どう生きるか」「どう生きたいか」が重要なのである。

 

悠二の「生死観」を比較材料に、野薔薇の「生死観」にフォーカスを当てることで、そこから彼女の持つ強くしなやかな人間性と豊かな経験を映し出す。なんとも魅力的なキャラクターの描き方なのだろう。

 

私はこの2人のキャラクターに、主人公よりも主人公らしい"信念"を感じた。

 

【気づきを与えるセリフ】
僕は読み手に「気づきを与えてくれる」作品が好きだ。

例えば先ほどの「私が私である為だもの」という釘崎のセリフに続いて、「まぁ、理由が重けりゃ偉いってわけでもねーか」と悠二が言葉を続ける。一見何の変哲もない相槌のようにも見えるが、ちゃっかり"悠二の人間性"を表現していて興味深い。「現実世界で当たり前のように思われていること」を織り込み、読者にハッと気づきを促す表現が、この漫画では幾度となくある。

 

一方で「不平等な現実のみが、平等に与えられている」「因果応報は全自動ではない」「悪人は法の下で裁かれる」など「(おおよそ少年漫画で扱うようなテーマなのかそれ?)」と感じるほどの熟慮を要するものも存在する。

 

これらはすべて『非現実的な物語の中に引きずり込まれるような快感を覚える』『存在しないキャラクターに、まるで命が灯ったかのようなリアリティを覚える』という「私の好きな作品」の物差しにピタリと当てはまるのだ。

 

『まるで”借り物”のようにキャラクターに言わせているだけ』ということではなく、緻密なストーリーと巧みな構成の中で発せられているからこそ生きる。言葉の引力でグイっと心を引き寄せられ、言葉に含まれた”信念”に心をガッと掴まれる。そんな感覚を覚える。

 

わざとらしくもなく、かと言って丁寧でもない。話の中にサラリと筆者の主張を織り込むのが上手な作品であると感じる。

 

【まとめ】

 

僕がこの漫画を読んで真っ先に感じた想いは「生き様ってなんだろう」というものだった。

おそらく、筆者の描きたい”理想像”は「読者と共に探してゆくもの」だと思うし、現にそのような主人公の描かれ方がされている(と思っている)。"憧れ型"主人公ではなく、"共感型"主人公の魅力はそこにある。

 

悠二が呪術師としてこれからどのように成長してゆくのか。生と死に向き合った先で、どんな人生を送るのか。そんな彼と共に、今後も作品の魅力を探ってゆきたい。

 

以上が、僕が『呪術廻戦』をめちゃくちゃに面白いと感じた理由である。もっと沢山魅力はあるのだが、ここでは『呪術廻戦』という作品の魅力のひとつは"キャラクター"と"その心情を反映したセリフ"であることを述べておきたい。

 

アニメ化が決まってるので楽しみです(^o^)/

 

他にもおすすめマンガ紹介してるので、よかったら見てください!

 

おすすめマンガ紹介

https://www.shushunonichijoblog.info/entry/2020/05/08/120014

おすすめアニメ紹介

https://www.shushunonichijoblog.info/entry/2020/05/09/120010

2020年春アニメ紹介

https://www.shushunonichijoblog.info/entry/2020/05/12/120040