しゅしゅ。の日常

しゅしゅ。と言います!20代男の愚痴、日常、商品、興味がある事を楽しく紹介していけたらなと思います🙋‍♂️🙋‍♂️

【鬼滅の刃】の人気の理由と魅力をご紹介!

 

 

 

どーもしゅしゅ。です🙋‍♂️🙋‍♂️

 

とうとう最終回きちゃいましたね。

人気なだけに掲載継続という圧力もあったんじゃないかと思うけれども、きちんと最終回を迎えられたことは、作者の吾峠呼世晴さん、そしてジャンプ編集部のすぐれたご判断だと思います!!

てことで、今日は僕が大好きな、今大人気の【鬼滅の刃】の魅力、人気の理由を紹介していきたいと思います!!

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【鬼滅の刃】の人気が止まらない!

 

最近異様とも言える盛り上がりを見せていて、ジャンプ読者でなくとも何だか気になっているという人も多いのではないでしょうか?同作のアニメ化大ヒットが引き金となり、累計発行部数は2500万部を突破。「オリコン年間コミックランキング 2019」では、『鬼滅の刃』が「コミック作品別」ランキングでシリーズ初の第1位を獲得しました!

実は、コミック年間売上で11年連続首位を守っていた『ONE PIECE』(作者:尾田栄一郎)を抜いたということもあり、コミック業界に衝撃が走りました。2020年には、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の公開を控え、また舞台化の上演も予定されています。『鬼滅の刃』はなぜこれほどまでに人気なのでしょうか?人々を惹きつけてやまないその秘密とは?

 

【鬼滅の刃】ストーリーとその魅力とは?

○あらすじ

 

舞台は大正時代の日本。主人公の竈門 炭治郎(かまど たんじろう)は、亡き父親の代わりに家族の大黒柱となり、炭を売りながら生計を立てて暮らしていた。ある日、炭治郎は町まで炭を売りに行って家に戻ると、家族は無残にも「鬼」に惨殺されていた。そして唯一生き残っていた妹の禰󠄀豆子(ねずこ)は、鬼に変容を遂げてしまっていた。炭治郎は、禰󠄀豆子を人間に戻すため、また家族を殺した鬼に復讐するため鬼狩りへの道へと進むダーク・ファンタジー。

 

 

【鬼滅の刃】は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによる少年漫画で、現在「週刊少年ジャンプ」にて連載中です。序盤から家族が惨殺されてしまうという驚愕の展開に動揺した読者も多いはず。

本作を読んだ人の多くが「ジャンプらしからぬ作品」と言います。ジャンプの三大原則といえば「友情・努力・勝利」。【鬼滅の刃】はその3つを兼ね備えているにもかかわらず、通常のジャンプ作品の中でひときわ異彩を放っています。それは一体なぜなのでしょうか?それは【鬼滅の刃】が、「死」という事実に真っ向から向き合っているからだと思います。多くの少年漫画が死を厭う中、『鬼滅の刃』では重要と思われるキャラでも次々と死んでいきます。悲しむ間もなく、めまぐるしく変化するストーリーに翻弄され、いつの間にか読者はどっぷりとこのダークな世界観に浸ってしまうのです!

また本作は、主人公・炭治郎の驚くべき成長に加え、兄妹や家族の絆も読者の心に深く刻まれます。それは敵である「鬼」も例外ではなく、忌むべき存在とは言い切ることができない悲哀が見え隠れします。単純な勧善懲悪で片付けることができないストーリーは、ほかのジャンプ作品とは一線を画しているのではないでしょうか。

あらすじが分かったところで、次は気になるキャラクターを紹介していきます!

 

 

【キャラクター紹介】主人公と鬼殺隊の仲間達を一挙紹介!!

 

【鬼滅の刃】には、たくさんの魅力的なキャラクターが登場します。主人公・炭治郎をはじめとして、高い身体能力を持つ個性的な登場人物ばかりです。(少々個性的すぎる傾向はあります。笑)まずは本作を楽しむうえで欠かすことのできないキーワード「鬼殺隊」「柱」「呼吸法」について確認していきましょう。

 

 

「鬼殺隊」とそれを支える<柱>とは?

 

「鬼殺隊(きさつたい)」(通称:鬼狩り)とは、鬼の撲滅を目的として作られた政府非公認の組織。表立って活動することは少なく、謎に包まれています。鬼殺隊への入隊が認められる条件は、“鬼たちが囚われている藤襲山で7日間生き残る”という過酷な試験に合格すること。当主は「お館様」と呼ばれ慕われており、幹部として圧倒的な力を持つ9人の個性的な<柱>がいます。<柱>未満の隊員はすぐに鬼に殺されてしまうため、<柱>が鬼殺隊を支えていると言っても過言ではありません。

 

 

「呼吸法」ってどんなもの?

 

「呼吸法」とは、鬼殺隊員が鬼を倒すために身に着ける術のこと。血液に酸素を取り込み、爆発的に身体能力を上げることで鬼の頸を落とすことができます。この「全集中の呼吸」をずっと継続するには、かなりの鍛錬が必要になるようです。この呼吸法の始まりは「日の呼吸法」で、そこから水・雷・炎・岩・風などさまざまな流派に分かれていきました。「日の呼吸法」の継承者の証は、炭治郎の身に着けている日輪が描かれた花札風の耳飾りということですが…?

 

 

【個性的】なキャラクターたち

 

では次に「鬼殺隊」をはじめとする個性的なキャラクターたちを紹介していきましょう。人気アンケートでは、1位はやはり主人公・炭治郎でしたがそれ以外も魅力的な人物ばかりです。(単行本10巻巻末にアンケート結果が掲載されています)それぞれの呼吸法とあわせてご紹介します。

 

 

 

<キャラクター相関図>

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<竈門兄妹>

【竈門炭治郎】(かまどたんじろう)

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呼吸:水の呼吸 / ヒノカミ神楽

本作の主人公。家族想いの心優しき少年。外出時に家族を鬼に惨殺されてしまった。鬼化してかろうじて生き残った妹・禰󠄀豆子を人間に戻すため、また家族を殺した鬼に復讐するため鬼殺隊に入ることを決意する。非常に生真面目な性格で少々天然。また鬼に対しても非情になりきれず、鬼殺隊のメンバーとたびたび衝突することも。嗅覚が並外れて優れており、感情をかぎわけることもできる。額の火傷痕と花札風の耳飾りが特徴。

 

【竈門禰󠄀豆子】(かまど ねずこ)

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血鬼術:爆血

炭治郎の妹。炭治郎不在時に鬼に襲われ、他の家族は殺されるも自身は鬼化して生き残った。炭治郎の必死の呼びかけに涙を流したり炭治郎を身を挺してかばおうとして、通常の鬼とは違う様子を見せる。鬼に必要な人間の血の代わりに、睡眠で体力を回復していると見られる。鱗滝より暗示をかけられ、人間を自分の家族とみなし、鬼を敵とみなすようになった。自らの血を任意に爆炎化させる「爆血」を目覚めさせた。

 

 

<炭治郎の同期>

 

【我妻善逸】(あがつま ぜんいつ)

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呼吸:雷の呼吸

親から捨てられ孤児として育った少年。非常に臆病でネガティブ思考。師に力を認められ、実力があるにもかかわらず自信のなさから常に劣等感に苛まれている。しかし、緊張や恐怖が極限まで達すると、気絶するように眠ることで半覚醒状態になり本来の力を発揮することができる。金髪と太い眉が特徴。女性が大好きで、禰󠄀豆子に惚れている。

 

 

【嘴平伊之助】(はしびら いのすけ)

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呼吸:獣の呼吸

猪に育てられた捨て子。上半身は裸で猪の被り物をしているが、素顔は女性と見紛うばかりの綺麗な顔立ち。あまり物事を深く考えることをせず、常に戦いを求めている。「猪突猛進、猪突猛進」と叫びながら剣をふるう。粗暴だが炭治郎のおかげで感情に変化が出てくるようになる。毒や薬が効きづらい体質で、本能的に危機を回避することが多い。

 

 

【栗花落カナヲ】(つゆり かなを)

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呼吸:花の呼吸

<柱>の一人である胡蝶しのぶの「継子」。幼い頃に親に売られ、人買いに連れられているところを胡蝶カナエ・しのぶ姉妹が引き取って保護した。ポテンシャルは非常に高いものの、「どうでも良いから何も決められない」という欠点を持ち、指示を受けたこと以外はコイントスで決めていた。炭治郎に感化され、自らの意思を持つようになる。

 

 

【不死川玄弥】(しなずがわ げんや)

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呼吸:なし

<柱>の一人である不死川実弥の弟。顔面多数の傷に加え、モヒカン刈りの頭と目つきの悪さで勘違いされがちだが、実は結構な常識人。最初こそ炭治郎と衝突するが、その後戦いの中で和解することに。呼吸の才能がないものの、鬼の肉を喰らいその力を一時的に使うことができる特殊体質。幼い頃のある出来事が原因で兄との確執がある。

 

 

<鬼殺隊の当主家>

 

【産屋敷耀哉】(うぶやしき かがや)

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鬼殺隊第97代当主。鬼殺隊員たちからは「お館様」と呼ばれ慕われている。顔面の皮膚が変質するという病に冒されており、当主家は代々短命である。視力を失っているものの、物事の本質をよく見極めることができる。聴く相手を心地よくさせる天性の声を持っていて、我が強い<柱>たちをうまくまとめている。5人の子どもがいる。

 

 

<鬼殺隊の柱>

 

【冨岡義勇】(とみおか ぎゆう)

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水柱(みずばしら) / 呼吸:水の呼吸

鬼化した禰󠄀豆子が炭治郎を襲っているところに現れ、禰󠄀豆子を殺そうとするが、禰󠄀豆子が通常の鬼と違っているのが分かり剣を引いた。炭治郎に、妹を人間に戻すために鬼殺隊への加入を勧める。無口で感情を表に出すことがないため冷たく見られがちだが、炭治郎・禰󠄀豆子兄妹を常に気にかけていて、情に厚い一面も見せる。

 

 

【胡蝶しのぶ】(こちょう しのぶ)

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蟲柱(むしばしら) / 呼吸:蟲の呼吸

力が弱く、華奢な体形のため<柱>の中で唯一鬼の頸を斬ることができない。その代わり「鬼を殺せる毒」を作り出すほど薬学に精通している。常に物腰が柔らかく誰に対しても敬語で接するが、時折非情な顔も垣間見える。両親は鬼に惨殺され、共に鬼殺隊士となった姉カナエも上弦の鬼によって殺されたという悲惨な過去を持つ。

 

 

【煉獄杏寿郎】(れんごく きょうじゅろう)

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炎柱(えんばしら) / 呼吸:炎の呼吸

リーダーシップに優れ、その凄まじい戦闘力から<柱>の中でも特に皆からの信頼が厚い。私怨で動くことがなく、鬼に対して怒りを見せることもない。常に正論を語り、隊律違反を犯した炭治郎と、鬼である禰󠄀豆子についても斬首に処すべきとの見方を示す。柱合裁判後は2人を分け隔てなく鬼殺隊に迎え入れる。

 

 

【宇髄天元】(うずい てんげん)

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音柱(おとばしら) / 呼吸:音の呼吸
宝石をちりばめた装飾品に加え、左目の周囲に化粧をほどこしている。派手な見た目だが、化粧を落とした素顔は非常に端正な顔立ち。体格と腕力に恵まれ、元忍であるゆえ俊敏さもあわせもち、毒への耐性も強い。3人の嫁(須磨・まきを・雛鶴)がいる。

 

 

【時透無一郎】(ときとう むいちろう)

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霞柱(かすみばしら) / 呼吸:霞の呼吸

<柱>の中で最年少であり、刀を握ってからわずか2ヶ月で<柱>の仲間入りを果たした天才肌の少年。周囲や他人にまるで興味がなく、大抵別のことを考えている。しかしながら徹底した合理主義もあわせもっており、出来の悪い隊士には冷酷とも言える態度を取ることも。呑み込みの早い炭治郎に対しては好意的。

 

 

【甘露寺蜜璃】(かんろじ みつり)

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恋柱(こいばしら) / 呼吸:恋の呼吸
常に周囲にときめいている可憐な女性。その可愛い見た目とは裏腹に、常人の8倍の密度の筋肉をもつ特異体質。その怪力からお見合いが破談になってしまった苦い記憶を持つ。禰󠄀豆子をとても可愛がっており、禰󠄀豆子も甘露寺によく懐いている。桜色と緑色の特殊な髪色は、大好物である桜餅の食べ過ぎによるもの。

 

 

【伊黒小芭内】(いぐろ おばない)

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蛇柱(へびばしら) / 呼吸:蛇の呼吸
<柱>の中でも特に謎に包まれた剣士。口元は包帯で覆われていて、オッドアイと首に巻いた蛇が特徴。性格も蛇のようにネチネチしていて、何かと相手に対して詰問口調になる。甘露寺のことが好きで、彼女が履いている縞々の長い靴下は伊黒がプレゼントしたもの。2人は文通もしているらしいが…。

 

 

【不死川実弥】(しなずがわ さねみ)

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風柱(かぜばしら) / 呼吸:風の呼吸
炭治郎の同期である不死川玄弥の兄。身体中に傷跡がある。非情かつ粗暴な性格で、鬼に対する憎しみは人一倍強い。鬼である禰󠄀豆子の存在を真っ向から否定し、禰󠄀豆子を傷つけた上で自らの血を見せ、鬼の本性を引き出そうとする。幼い頃、鬼となった母から玄弥を守りその結果母を殺すこととなったが、玄弥から「人殺し」と罵られる。兄弟の間には未だに確執が残っている。

 

 

【悲鳴嶼行冥】(ひめじま ぎょうめい)

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岩柱(いわばしら) / 呼吸:岩の呼吸

僧侶のような風貌をした盲目の大男。その体力と腕力は凄まじいものがあり、伊之助いわく「鬼殺隊最強の男」。鬼殺隊に入る前は、寺で身寄りのない子どもたちを集めて育てていたが、不幸にも鬼に襲われてしまう。その手引きをしたのが子どもだったということもあり、それ以来子どもには不信感を持っている。しかし炭治郎には何か違うものを感じている様子。

 

 

<鬼紹介>上弦・下弦の鬼と鬼舞辻無惨の妖しい魅力とは
それでは次に、鬼殺隊が戦うことになる鬼について紹介していきます!

鬼は人を喰らうおぞましい存在ではありますが、もともとは人間だったのです。『鬼滅の刃』では、鬼が絶命するときに人間だった頃の記憶を取り戻すエピソードが多々あり、それがまた涙を誘います。「鬼=悪」という構図ではないところに、本作の魅力があるのではないでしょうか。まずは、炭治郎たちの仇であるキーワード「鬼」「鬼舞辻無惨」「十二鬼月」について見ていきましょう。

 

 

「鬼」という存在について
「鬼」は、単純に言うと人を喰らうことで生きる存在。もともとは人間でしたが、鬼舞辻無惨の血が体内に入り込むことによって鬼へと変化します。鬼になると、人間だった頃の記憶が曖昧になり「人を喰いたい」という本能を抑えられなくなってしまいます。飢餓状態になると家族を食い殺してしまうことも…。異常に再生能力が高く、身体の一部が切り落とされてもすぐに元通りに。直射日光を浴びたり、鬼滅隊員の持つ特殊な刀「日輪刀」で頸を落とされると絶命します。

 

 

「鬼舞辻無惨」ってどんな人物?

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「鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)」は、千年以上も前に生まれた「最初の鬼」。鬼たちの絶対的支配者であり、炭治郎の家族を惨殺し禰󠄀豆子を鬼に変えた張本人。自らの血を与えることで、人間を鬼に変えることができます。冷酷無比で、自分に従わない者や役に立たない者は味方でも容赦なく殺すなど、鬼たちを恐怖で支配。普段は人間の姿で生活しており、いくつかの顔を使い分けています。しかしながらどこまでも徹底された無慈悲に、ある種の魅力があるのも否定できません。弱点は日光。

 

 

【十二鬼月】とは?


「十二鬼月(じゅうにきづき)」とは、鬼の中でも鬼舞辻直属の12人の鬼たちのこと。十二鬼月は<上弦の鬼>6人と<下弦の鬼>6人で構成されていて、それぞれ「壱から陸」までの6つの数字でランク付けされます。(上弦の壱が最も強く、下弦の陸が最も弱い)

上弦の6人は過去100年間顔ぶれが変わらないほど、どれも強大な力を持っていて、<柱>ですら太刀打ちできない可能性があります。それに比べ下弦の6人は……一部を除いてほぼザコキャラと言っても過言ではありません(笑)鬼殺隊に倒されたり、鬼舞辻に不要と判断され切り捨てられたりするので入れ替わりが激しいのが現実。鬼舞辻直属の十二鬼月に選ばれたからと言って、その地位が安泰なわけではないようですね。

 

 

【十二鬼月】


『上弦の鬼』


上弦の壱 黒死牟(こくしぼう)
上弦の弐 童磨(どうま)
上弦の参 猗窩座(あかざ)
上弦の肆 半天狗(はんてんぐ)
上弦の伍 玉壺(ぎょっこ)
上弦の陸 妓夫太郎(ぎゅうたろう)・ 堕姫(だき)

 

『下弦の鬼』


下弦の壱 魘夢(えんむ)
下弦の弐 轆轤(ろくろ)
下弦の参 病葉(わくらば)
下弦の肆 零余子(むかご)
下弦の伍 累(るい)
下弦の陸 釜鵺(かまぬえ)

 

 

【ここがすごい!『鬼滅の刃』人気の秘密を徹底考察】


『鬼滅の刃』のだいたいのあらすじやキャラクターは理解できたでしょうか?それでは、いよいよ本作人気の秘密に迫っていきます。他の少年漫画と違う点は?読みどころは?まだ明かされていない秘密ってあるの?これから本作を読む人はもちろん、古参ファンの皆さんもおさらいしていきましょう!

 

【人気の秘密①】
 根底にあるのは家族愛と兄弟愛。


『鬼滅の刃』の一番の特徴といえば、家族愛と兄弟愛が明確に描かれていることではないでしょうか。本作は、主人公・炭治郎の家族が鬼に惨殺されるところから物語は始まります。かろうじて鬼となって生き残った妹・禰󠄀豆子は、本能的な鬼の習性から炭治郎に襲い掛かりますが、炭治郎は決して妹を見捨てることはありません。禰󠄀豆子に、「頑張れ」と何度も何度も呼びかけるのです。自分の大切な家族は、命をかけて守るという覚悟があります。

 

また、敵であるはずの鬼も例外ではありません。元々人間だった頃は、鬼にだって大切な家族がいました。鬼となれば、人間の頃の記憶が曖昧になりますが、死ぬ直前には走馬灯のように昔の思い出がよみがえることも。幸せだったころの記憶に涙しながら、朽ち果てていくのです。そんな哀しいエピソードもまた、物語に深みをもたせているのではないでしょうか。

 

【人気の秘密②】
 シリアスとユーモアのギャップが絶妙。


前述したように、本作では仲間も鬼もどんどん死んでいきます。重要人物と思われたキャラですら、あっさりと命を落としてしまうのです。「仲間」との絆に重きをおくジャンプとしては異例のことですし、物語だけ追いかけると究極の鬱展開になるはず。でも『鬼滅の刃』を読んでいても、少しも暗い気持ちになったことはありません。それは何故なのでしょうか?

 

本作では、あちこちでプッと吹き出すようなユーモアが織り交ぜられているからなんです。生真面目すぎる炭治郎、女の子が大好きな善逸、もはや野生児としか言いようがない伊之助など個性的すぎるキャラたちの掛け合いが面白く、それが絶妙なタイミングで入ってきます。「なぜそれを今!」と吹き出してしまうことも多く、シリアス展開の中でも遊び心を忘れることはありません。

 

【人気の秘密③】
 頑張る長男の炭治郎と、愛されキャラの禰󠄀豆子。


本作を読んでいると、たびたび「長男だから」という言葉が炭治郎の口から飛び出します。そもそも家族を鬼に殺される前は、炭治郎は年下の弟や妹たちの面倒をよく見ていたエピソードがあります。弟たちにひもじい思いをさせたくないからよく働き、禰󠄀豆子の着物の新調まで考えるくらい妹思いです。そんな環境で育った炭治郎は、長男という意識を強く持っていて、作中でも『すごい痛いのを我慢してた!! 俺は長男だから我慢できたけど 次男だったら我慢できなかった』 と回想するシーンも。そんな頼れる兄貴っぷりが、周りの人間を惹きつけるのかもしれません。

 

それに比べて、妹の禰󠄀豆子は天性の愛されキャラです。愛らしい外見に加え(炭治郎曰く、禰󠄀豆子は町でも評判の美人)、人間だった頃の素直で気立ての良い性格は鬼になってからも健在。もしかすると、人間でいた頃より鬼になってからのほうが可愛く見えるかも?!本来鬼を抹殺する立場である<柱>たちも、禰󠄀豆子のことは可愛がっている様子。彼女には、愛さずにはいられないオーラが漂っているようです。

 

【人気の秘密④】
 鬼の世界は実力主義で命がけ。


人間を喰らう鬼というと、さぞや恐ろしい存在と思えるかもしれません。でも鬼の世界は無慈悲なほどに徹底された「実力主義」の世界なのです。鬼たちの絶対的な支配者である鬼舞辻無惨直属の十二鬼月の間では、特にその傾向が顕著になります。鬼舞辻を頂点にした、まさに鬼のカースト制度。力がない鬼は、鬼舞辻に「不要」と判断されすぐに殺されてしまいます。

 

ちなみに鬼にも「死にたくない」という感情があります。鬼舞辻の一言一句に恐れおののき、なんとか気に入られたい、鬼舞辻の不興を買わないようにしようという打算が働きますが、その思考すら読まれてしまうという圧倒的恐怖。十二鬼月は、鬼殺隊でいう<柱>のようなものですが、人間の組織に比べるとはるかに命がけのやりとりのようですね。

 

【人気の秘密⑤】
 鬼舞辻 無惨 vs 産屋敷 耀哉 <鬼と人間のトップ争い!>


ネタバレ回避のため明確な表現は避けますが、鬼たちを支配する鬼舞辻無惨と、鬼殺隊のトップである産屋敷耀哉のあいだにはある秘密があります。全く似ていないようで、どこか同じ空気感を感じる2人。鬼と人間それぞれを束ねる鬼舞辻と耀哉は、どのように頂点に君臨するようになったのでしょうか。

 

鬼舞辻無惨は、圧倒的な「恐怖」と「力」で支配をするタイプ。自分の血で人間を鬼に変えるという能力のほか、相手の心を読んだり、さらに自らの名前を口にした鬼を殺すことができる呪いも発動することができます。気に入らないものは排除するという強硬派です。

 

対して、鬼殺隊をまとめる産屋敷耀哉は穏やかで物静かな人柄。彼の発する声は、現代で言う「1/fゆらぎ」の効果があり、聴くものをリラックスさせたり安心させることができるのです。炭治郎が耀哉に声をかけられ、落ち着きとともに不思議な高揚感を味わったのもこの声が関係している様子。鬼殺隊員はみな耀哉に忠誠を誓っています。

 

 

『鬼滅の刃』名言ランキング|果たして第1位は?

 

『鬼滅の刃』には、数えきれないほどの名言があります。相手を思いやる言葉。強くなるためにあえて相手を突き放す言葉。腹の底から絞り出すような強い信念を持った言葉。どれもが胸に強く響き、そのフレーズだけで鮮やかに感動がよみがえります。皆さんはどの名言が一番心に残っていますか?ランキング形式で見ていきましょう!

 

【第10位】

 

『どんな凄い攻撃も当たらなかったら意味ないでしょ』 

by 時透 無一郎(14巻)

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上弦の鬼・玉壺と対決したときの時透くんの一言。普段は無表情で何に対しても関心がないように見える彼が、珍しく感情をあらわにするほどの死闘を繰り広げました。相当の血鬼術を使う玉壺ですが、「当たらなかったら意味がない」と一蹴する時透くん。天才肌と言われながらも、実は過去に血反吐を吐くような努力をしてきたからこその自信のあらわれなのかもしれませんね。

 

 

【第9位】

『貴方何のために生まれてきたの?』

by 栗花落 カナヲ(18巻)

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上弦の鬼・童磨との死闘でカナヲちゃんが言い放った一言。胡蝶カナエ・しのぶ姉妹に幼い頃に引き取られ、実の姉妹のように育ってきたカナヲは、いつもふわふわとしていますが、その実力はもしかするとしのぶ以上。にっこりと微笑みながら言ったこの氷のような言葉は、童磨をいよいよ本気にさせてしまいました。18巻は衝撃の展開すぎて震えましたね…!

 

 

【第8位】

『俺に才能なんてもんがあるように見えるか?
俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな』

by 宇髄 天元(10巻)

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えぇ、才能の塊のように見えますとも…!と読者の声が聞こえてきそうですが(笑)天元さんが上弦の鬼・妓夫太郎と戦った遊郭編。容姿、体格、才能に恵まれ<柱>として圧倒的な力を持っていたとしても、今まで守れなかった多数の命があったことが、天元さんの心のしこりになっているのかもしれません。それにしても3人の嫁の仲が良いのも微笑ましい限りです。

 

 

【第7位】

『仲良くしよう この世でたった二人の兄妹なんだから君たちのしたことは誰も許してくれない殺してきたたくさんの人に恨まれ憎まれて罵倒される味方してくれる人なんていない

だからせめて二人だけは お互いを罵りあったら駄目だ』

by 竈門 炭治郎(11巻)

 

鬼は忌々しい存在ですし、一生人から愛されることはありません。でも鬼とはいえ、元々は人間です。上弦の兄妹、妓夫太郎・ 堕姫に炭治郎が投げかけた一言はとても重みがあります。人間が鬼になってしまうきっかけは人それぞれですが、この兄妹の過去のエピソードは読者も思わず涙を誘われるはず。もしも生まれた環境が違っていれば…と思わずにはいられません。

 

 

【第6位】

『苦しまないよう優しい毒で殺してあげましょうね』

by 胡蝶 しのぶ(6巻)

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笑顔の裏には本音が隠されている…いつもそう思わせてくれるのがしのぶさんです。カナエ姉さんとの過去編を見ると、本来はこっちが本当の姿なんだなぁと実感します。笑顔はまさに彼女の鍛錬の賜物なんですね。このシーンは、炭治郎が鬼である禰󠄀豆子をかばっているときに出た一言ですが、本人は全く悪気がないというのが恐ろしいところです(笑)

 

 

【第5位】

『禰󠄀豆子ちゃんは俺が守る』

by 我妻 善逸(7巻)

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無限列車編で、乗客がみんな寝てしまい鬼の餌食に…!というシーンでの善逸の告白めいた一言。善逸は禰󠄀豆子に惚れています。それも全力で(笑)女性なら、誰もがこんな素直な告白をされたら嬉しいのではないでしょうか!でも善逸の場合ちょっと特殊で、寝ているときに本来の実力を発揮するという特異体質。当然この一言も寝ながら無意識で呟いています。

 

 

【第4位】

『老いることも 死ぬことも
人間という儚い生き物の美しさだ』

by 煉獄 杏寿郎(8巻)

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上弦の鬼・猗窩座に対して諭すように呟いた煉獄さんの言葉。猗窩座という鬼はとにかく「強い者は好き・弱い者は嫌い」と分かりやすいほどに徹底しています。煉獄さんを仲間に誘うのは彼ぐらいではないでしょうか。それでも、命が有限であることの儚さ、尊さを煉獄さんは知っているのです。18巻でこのエピソードが効いてくるのですね。思わず8巻を読み返してしまいました。

 

 

【第3位】

『永遠というのは人の想いだ
人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ』

by 産屋敷 耀哉(16巻)

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鬼舞辻無惨と対峙したお館様は、どのような想いを胸にこの言葉を選んだのでしょうか。永遠の肉体を求める鬼舞辻に対して、永遠なのは人の想いだというお館様。まるで光と闇、正反対の2人の間には、不思議と静かなときが流れているようです。若くして当主となり、鬼殺隊の隊士たちを「子どもたち」と呼ぶほどに老成しているお館様の覚悟が垣間見えますね。

 

 

【第2位】

『醜い化け物なんかじゃない
鬼は虚しい生き物だ悲しい生き物だ』

by 竈門 炭治郎(5巻)

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下弦の鬼・累との戦闘にて、炭治郎の鬼に対する見方が明らかになりました。鬼は人を喰らい、何百年も生き延びている化け物なんだから情けは無用、という義勇さんの言い分は正しい。おそらく鬼殺隊のほとんどは同じ思いでしょう。でも炭治郎は家族を鬼に惨殺されたにも関わらず「悲しい生き物」と言えるのはすごいことです。それが炭治郎の優しさであり、真の強さなのではないでしょうか。

 

 

【第1位】

『生殺与奪の権を他人に握らせるな!!』

by 冨岡 義勇(1巻)

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堂々の1位は義勇さんのこの一喝を選びました。炭治郎がまだ鬼殺隊の存在すら知らなかったとき、鬼化した禰󠄀豆子を義勇さんから守ろうとしたときに言われた言葉です。これがなければ、おそらく炭治郎は鬼殺隊には入っていないだろうし、ずっと弱者のまま生活していたことでしょう。この後、義勇さんが炭治郎の手本となり心の支えになるのかと思うと感慨深い気持ちになりますね。

 

 

『鬼滅の刃』テレビアニメ&最新映画情報

『鬼滅の刃』アニメ放送情報


TVアニメ「鬼滅の刃」第3弾PV 那田蜘蛛山 7月13日開幕

 

 

『鬼滅の刃』は、TVアニメ化もされており2019年4月から約半年間テレビ放送されました。

このアニメは「神作画」「クオリティが高すぎる」と大反響を呼び、世間では社会現象とまで報道されました。原作マンガを読んでいなかった人たちがたちまち原作を買いに走り、あちこちの書店で品切れになるという事態に!重版が追いつかないというのは、まさにこういうことを言うのでしょうね。

アニメ版『鬼滅の刃』は、作画、音楽、演出、声優に到るまですべてが素晴らしく、アニメをきっかけに原作のファンになった人が多いというのもうなずけます。特にバトルシーンは「圧巻」の一言で、正直ここまでクオリティの高い作画は見たことがありません。制作スタッフのなみなみならぬ努力の賜物と言えるのではないでしょうか。原作派の人でも、絶対にアニメにハマってしまうことでしょう。

ちなみに、現在アニメ化されているのは原作の1~7巻冒頭まで。原作は読んだけれどアニメは観ていないという方。原作読んでないけどアニメから入っても大丈夫?という方。ぜひともこの神アニメをご覧下さい!配信サービスをはじめ、DVD&Blu-rayでも順次発売されています。

 

アニメ公式サイト↓

https://kimetsu.com/anime/

 

劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』公開情報


劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 予告編第1弾 2020年10月16日(金)公開

 

 

2019年に放送された『鬼滅の刃』テレビアニメ最終話で、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の制作が告知されました。この発表に狂喜乱舞したファンも多いはず!なぜなら<柱>の一人である煉獄さんの、他の追随を許さない圧倒的な力とおおらかな人柄が際立つ無限列車編は、原作の中でも特に人気のあるエピソードだからです。

 

劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』は、原作7、8巻の内容がまるまる1本の映画として収められることになるようです。スタッフやキャストはテレビアニメより続投となるので、アニメの勢いを保ったままの公開となりそうですね。公開は2020年ということなので、さらなる続報が待たれます。「鬼滅の刃」公式ポータルサイトでは、新着情報が随時更新されていますのでご確認下さい!

 

劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の公開日が、2020年10月16日に決定しました!

2019年に公開されたテレビアニメ最終話「新たなる任務」から繋がるストーリー。炭治郎をはじめとする鬼殺隊のメンバーが、短期間のうちに40名以上の行方不明者を出しているという"無限列車"の捜索に乗り出すところから物語は始まります。

 

不気味に歌う下限の鬼との死闘、そして鬼殺隊最強の剣士である<柱>の一人・煉獄杏寿郎の圧倒的な強さと見どころたっぷりの無限列車編。ジャンプ発売日ごとに話題になる「鬼滅の刃」ですが、劇場版ではどんな魅力を見せてくれるのか、今からとても待ち遠しいですね!

 

『鬼滅の刃』公式ポータルサイト↓

https://kimetsu.com/

 

【まとめ】

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございます!

結構長くなってしまいましたね(笑)

幅広い年代の人気と注目を集め続ける『鬼滅の刃』は、今や重版に次ぐ重版、またコミケでも大人気でもはやジャンプの看板漫画になりつつあります。ここまで『鬼滅の刃』の人気の秘密について語ってきましたが、どうでしたでしょうか?

気になる方や、まだアニメもマンガも見てないよという方はぜひ見てください

他にもおすすめのマンガやアニメ紹介してるので、ぜひそちらも見てくださいヽ(^o^)

 

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